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じゃにおたいちねんせい

アラサーにして突然A.B.C-Zに落ちた人のブログ。

舞台「サクラパパオー」を見て来た

塚ちゃんは不思議な人だなと思う。初めてその存在を知ったとき、天使かな?と思った。初めて本物を見たとき、やはり天使だと思った。髪の毛の色が黒だろうと茶色だろうと、キラキラしていて羽があるように軽やかで、なのに「横浜出身です」と言われたら「あーなんか分かるわ」と納得できるような不思議さ。どこまでもファンタジーなのにどこまでも人間臭い。日常と非日常の混在。見れば見るほど不思議な人。

 

舞台「サクラパパオー」を見てきた。

以下レポではなく感想。と言いつつほぼ内容には触れないのでネタバレ無し。

 

www.parco-play.com

 

ワイ、ディズニーおたく兼業。初日初回*1ラス日ラス回大好きマン。チケット買うならとりあえず初日。スペシャルカーテンコール付きらしい。実にラッキー。

考えてみれば、自主的に舞台を見るのは初めてだった。小学生の頃は母が好きだった劇団四季によく連れていかれた。キャナルシティ博多にあった四季劇場福岡にて何作品か見た覚えがある。母の趣味とはいえずいぶんと贅沢な小学生だったと思う。大人になってからも、こちらに遊びに来た母と四季を見に行った。

宝塚は映像で何作品か見た。もともと漫画「ベルサイユのばら」が好きで、友人の母がBSやCSにて放送された歴代宝塚ベルばらを撮りだめていると言うので、友人の実家でベルばらオールナイトをやった。それからスマスマでタンバリン芸人こと天真みちるさんを知って以来、彼女のことが気になって映像で数作品見てしまった。今年の目標のひとつに「生で天真みちるさんを拝むこと」がある。*2

 

そんな訳で今まで触れてきた演劇は「劇団四季」と「宝塚」のみ。王道。

そんなワイ、埼玉の知らない駅の知らない劇場へ行き、塚田僚一(A.B.C-Z)と片桐仁(ラーメンズ)しか知らないお芝居をひとりで見に行く。これは事件だ。人生何が起こるか分からない。しかし最近のこのフットワークの軽さは嫌いじゃない。

ガチンコディズニーおたくの頃は本気で自宅と職場と舞浜の往復。物理的に外に居るけど実質引きこもり同然。塚ちゃんを好きになって兼業オタクを始めてから、自分の世界がどんどん広がっていくのが面白くて仕方がない。今の気持ちはまさにうれしいたのしいだいすき。塚ちゃん、私を外に出してくれてありがとう。

 

初めて見るお芝居。緞帳は無く、舞台の上には夢のように可愛いセットがあった。絶対にこんな場所無いんだけど、田舎の古い遊園地を思い出すような、どこか懐かしい雰囲気。うわぁーここにあの塚ちゃんが立つのかーと思うとそれだけでワクワクした。

 

お芝居が始まってはじめの5分は「ウワアァァ塚ちゃんだァァァマジお天使かわええ!!」といっぱいいっぱいだったのに、いつの間にかストーリーに引き込まれてお芝居そのものを楽しんでいた。塚ちゃんが演じる田原はいわゆるダメ男。すぐいい格好しようとするのに失敗するし、なにかとゲスいのに結局ゲスさを貫けず折れる。とにかく憎めない。はい可愛いお天使オッケー養うから早く馬券買っておいで!と思ってしまったワイ、劇中だけ田原に担降り。(世界一軽い担降り) 田原はまるであてがきのように塚ちゃんにハマってるなぁと思ったんだけど、このお芝居はずっと昔に書かれたものなんですってね。やっぱり塚ちゃんは不思議な人だ。

塚ちゃんは舞台上で誰よりも汗だくだった。インタビューか何かによると、はじめはアクロバットを入れる予定は無かったはずだけど、塚ちゃんは舞台上で軽やかにくるくる回っていた。汗だくで。好き。(語彙力無いから結局それ)

 

お話は進んで行き、点と点だった人間関係がどんどん繋がり線になって、線が集まって面が出来て立体になって、最後は観客も含め全員が同じ方向を見つめていた。

もうね、公式様がおっしゃっていたことの反芻しか出来ないんだけどさ、登場人物それぞれがバラバラの個性で、だから誰かしら共感できる人が見つかるはず。私は結局バチンと共感できる人は居なかったんだけど、みんなそれぞれ「それわかるわー」「こういう人いるよねー」「真似できないけど嫌いじゃないー」といった具合に全員愛おしく見える。優しい世界。そしてキーマン(馬)サクラパパオーちゃんがそんな形で出演するとは思っていなかった。

 

スペシャルカーテンコールは出演者全員が舞台上に出てご挨拶をするといった内容だった。座長の塚ちゃんが話を進めようとするも、感情に言葉が追い付かないのかザ・塚ちゃんな間が現れる。そしてそれを優しくサポートする共演者。その温かい間柄を見て、塚ちゃんは良い座長なんだろうなと思った。お芝居を見ていた時は田原なのか塚ちゃんなのかあまり気にせず(気にならず)楽しんでいたのだけれど、カーテンコールの場所に居たのは間違いなく「塚ちゃん」だった。最後の最後までニッコニコで大きく手を振ってくれて、それがとてもうれしかった。

 

見終わってすっきりした気持ちで劇場を後にした。いっぱい笑ってちょっと切なくて自然と涙が出て、でも最後はとびきりハッピーに終わるから自分にも羽が生えたように気持ちと身体が軽い。駅まで少し早歩きで戻り改札を抜けたら、もうすぐ電車が出るようだったので階段を駆け上がった。寸でのところでドアが閉まり電車には乗れなかったけど、走りたかったから走っただけで今はご機嫌だから悔しくない。まぁよく見たら反対側の電車だったんだけどさ。それくらいフワフワしていた。

 

正直なところ競馬には全く興味がなく「競馬の話?理解できるのかなぁ?」と心配だった。「二十歳の記念だ」と友人に競艇に連れていかれても1枚も買わずにモツ煮込みを食べて帰ったし、宝くじすら買ったことないくらい賭け事には否定的だ。でも塚ちゃんがいろんなところで言っていたように、競馬が分からなくても楽しめた。

私がこの舞台を見るために1万円近いチケットを買ったのも、楽曲すらほとんど知らなかったA.B.C-Zのコンサートを見るために突然ファンクラブに入会したのも、言ってみれば賭けのようなものだったのかなぁと。予想屋さんが積年のデータをもとにサクラパパオーを信じたように、ヘレンさんが直感でサクラパパオーを信じたように、塚田僚一さんを知ってA.B.C-Zを知って、直感で恋して過去のお仕事で確信して、これは間違いないお金の使い方だと思って買った。そして「サクラパパオー」というリターンがあった。これからもっともっとリターンがあると確信している。*3賭け事にお金を使うのもアイドルにお金を使うのも、興味ない人からしてみれば一緒だ。夢を買っているんだ。なんだ、一緒じゃないか。なぁーんだ。

 

今のところ、あと1枚チケットを持っている。次は東京国際フォーラム。あの幸せな舞台をもう一度見れるのがとても楽しみ。勤務を見てみるともう1日行けそうな日があるから、たぶん行くわ。これきっと行くやつだわ。(他人事)

でも行こうか迷っている人や、見たことない人に見て欲しいなぁと思うのでした。

 

「サクラパパオー」見てや!絶対幸せになれるから!なれなかったら私が勝手にチケット代返金するから!しないけど!

 

この人を応援するの楽しいなぁもっと見てみたいなぁと思う、はじめての外部舞台でした。わたしのじゃにをたレベルがまたひとつ上がった。

 

 

*1:正確にはスニーク初回

*2:塚田担は天真さんのこと好きだと思う。通じるものがある気がする。

*3:なんなら東京埼玉全通に幾らかかるか計算して「兼ヲタやめれば行ける!!!!」と思った。やめられないけど。